僕が大人になる前に。

”モイ!”で始まり、”モイモイ!”で終わる、そんな日々。

今を楽しく!フィンランドのことから、コーヒーやスポーツのことまでなんでも!

フィンランドのタイバルコスキ2日目 -「オシャ」と「子犬」と「ダンスタイム」を添えて-

どうもどうもー

イッチーです。

 

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おい、お前。前置き長くして、ちょっとしか旅のこと書いてねえじゃんかよ。

書けよ。

(僕「ニコニコ」)

そんな声が聞こえてきそうなので、書きます。書きたくてたまらなかった

 

【タイバルコスキ 2日目】

(この写真も実は、タイバルコスキで撮ったんです)

 

 

 

前回に引き続き、

「タイバルコスキでのおもひで」について書こうと思う

前はめちゃめちゃ長く前置きしちゃったんで今回は無しで(笑)

 

 

 

 

 

 

1日目は、オシャレでおもてなしにあふれたコテージに着いて、ぐっっっっすり眠って。

そして

 

 

<2日目>

 

 

朝起きて、まず初めに向かったところは、、、

 

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スキージャンプのジャンプ台

冬季にナショナルチームも訪れる程の練習環境に適した場所だとか。。。

この日は午後から、ジュニアの大会もあるらしく(左の小さいジャンプ台で)設営している人もちらほら・・・

 

 

そんな、スキージャンプ台を、、、

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車で迂回して登って来ました!

 

いやあー高い高い

 

ジャンプ台の上の世界。着地点が全然見えなかったし、思った以上に角度がある。

時速80-100㌔で、あらゆる感覚を研ぎ澄ませて、’瞬間’に飛び出して、すべてを脚に委ねて。。。。

スキージャンプの選手って、スタート地点で何を考えて、飛んでいるのだろう、どういうマインドセットをするんだろう

 

 

 

そこに行ったから考えたこと

 

 

 

やっぱりその場に行ってやってみないと感じられないことや分からないことって多いんだな

 

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので。

留学も旅行もここに来たのも、すべて自分の”経験値(知)”になって還ってくる。

そんなことを「ふっ」と思い浮かべたトキだった。

 

 

 

 

 

 

そうやって考えて、またふと上を向くと

 

 

 

 

 

 

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見渡す限りの木々が広がっていた

ほんとに一面。すがすがしい程に。見えなくなるところまで。

 

 

 

 

思い出として、共有するのが好きで、写真撮ることが多いんだけど

こういうところに来ると思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉にできない

写真で表せない

 

そういう場所がいくつもある。

 

 

 

小説家だったら、もっと豊かに多彩に含蓄のあるような言葉で語り掛けられる

写真家だったら、もっと鮮明に艶やかに魅了されるような視線で切り取れる

 

自分のスキル的な部分が劣っているのはあると思うけど、

 

でも

 

そういう云々ではなく。

 

 

 

【息をのむ空間】は

その場で、その目で、その瞬間に

自分で感じることができる

 

唯一の付加価値。

 

だから僕は旅が好きだし、新しいことや感動したことを誰かと共有することが好きなんだなって

心の底から思えた。

 

一面の緑も好きだったけど、吸い込んだ空気も、想像以上に心地良くて、きれいで透き通っていた。

 

本当に好きな眺めだな

 

 

 

 

 

 

 

ジャンプ台からの帰りに。

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ブルーベリーや乾燥させて紅茶にできる花等、沢山の自然について教えてもらった。

小路に生えてる草花を食べるなんて、小学生ぶりだなって思いながら

それらを口に運んだ。酸っぱい(笑)

 

THE 自然 でした

 

日常のようで非日常が経験できた、そんな瞬間だった。

本当に驚きの連続。(笑)

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この緑のコケ(だったはず。)は、空気が澄んだ場所にしか生息しない

トナカイの餌にもなるそうで。

ふむふむ。知らないことばかり。こういう五感を刺激するような体験って楽しさしかないよね。はずれが無い(笑)

 

 

 

そこから、少し車を走らせた所に行くんだけど

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見て!

このまっすぐに伸びた道路を!そして、両脇には木々!緑緑緑!

歌詞でよく「このまっすぐに伸びた道を僕は歩く~♪」なんてあるけど

まさにそれ!

 

 

ま、そんな歌詞聞いたことないけど(笑)

 

 

んで着いた。

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フィンランドで一番レトロな場所に。

 

 

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早速、カフェに入り中を見物。

 

 

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オシャー

 

 

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オシャー

 

 

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オシャオシャオシャー

 

 

飽くなきオシャである。

あ、「オシャレ」の「オシャ」ね(笑)

 

そのカフェで、今回の旅を企画していただいた、Mさんのご厚意と一緒にお昼をここでとることに。

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ここのジャガイモとトナカイ肉のスープ。

得も言われぬう上手さ。並々に持って三回も食べてしまった(笑)。

 

タイバルコスキに寄った時には是非、訪れたい場所。

 

 

 

そのカフェを後にして、隣で行われていた町のお祭りに参加。

年に一度のお祭りで、今日やってたみたい。ラッキー!

 

フィンランド!」って思えるような、木を基調とした木彫りの熊だったりククサがあったり、そのほかにもトナカイの角で作られた温度計やキーホルダー、紙だけ売ってるお店なんかもあったり(笑)。もちろん、ベリー系の果物もちゃんと売ってた。

 

 

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買ってと言わんばかりのこの表情(笑)

 

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北欧の遊牧民サーメ人が大切にしていたと言われる幸福のシンボル「ククサ」。白樺のコブから作られており「贈られた人は幸せになる」と言われている。インテリア優れたとしての一面だけでなく、機能性もストーリー性も持ち合わせている。

 

 

 

面白いなーって思って色々散策していると、中央でちょうどライブイベントが。

ちょっと立ち止まって見ることに。

 

♪♪ 

♪♪♪

 

・・・・・・

フィンランド語で何言うてるかさっぱりわからん(笑)

ただ、曲調が演歌と似ているなって少し思ったり思わなかったり

 

 

 

 

んで、もって

 

 

 

 

ここでもまた、とっても刺激的な出会いがあったんです。(笑)

 

 

 

一曲目が始まったときに地元のご夫婦の方が音楽に合わせてダンスをしてるのを見て。

 

「あー、フィンランド人はシャイと聞いていたが、違ったんかなー。いや、こういうイベントの時は盛り上がるタイプかなー。そうかそうか、じゃあ盛り上がっても全然浮かないし問題ないなー」

って思いながら、ダンスと音楽をニコニコ笑顔で堪能。

 

んで2曲目が始まって、友達に冗談のつもりで

「ちょっと踊ってみたら~?こんな感じでさ!」

って、

ご夫婦が踊っていたダンスの様な動きをして、話していたら。。。

 

 

近くにいたフィンランド人女性が、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

「踊りたいなら、私と踊る?」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・ん?

 

 

 

 

・・・・・へ?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・今、なんと?(笑)

 

 

 

 

耳を疑ったけど、この感じは明らかに踊りたそうな様子でこちらを見ている!(笑)

 

 

 

さっきもご夫婦が踊っていたけど、、、

僕もノリノリな感じでいたけど、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えーーーー

 

でもなーーーーーー

 

はずかしいからなーーー

 

 

しかも、タップ踏むようなダンスとか踊ったことないからなーーーー

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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踊っちゃった(笑)

 

 

 

やってみた感想。。。。。。。

 

 

 

 

 

激楽しかったよ!(笑)

 

 

こんな経験をありがとう!

普通は男性からエスコートするものなのに、合わせてもらってばかりでした(笑)

まだまだ、修行が足りませんね(笑)

がちがちできっと踊りづらかっただろうな(笑)

 

 

友達に後から言われたんだけど、

めっちゃ動画とか写真撮られていたらしい。(笑)

今回来たタイバルコスキ。実は、ユバスキュラの大学の先生や友人も知らない様な隠れた誰にも教えたくなくなってしまうような名所。

 

当然、観光客、ましてや日本人はめったに来ることも無いはずで。。。

んでもって、一年に一度のイベントで、、、

知らない外国人が地元の人と踊ってりゃぁ、、、、

 

 

 

珍しくて機械におさめるわな(笑)

そりゃそうだ

 

 

 

まあでも、楽しかったから良し(笑)

 

 

 

 

 

このイベントが終わってから、

少し離れた所にある、地元の方のお家にお邪魔させてもらった。

 

ここでまず見かけたのが、、、

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子犬~~~~~

4匹いたんだけど、近寄ってきて腕をひっかいてくる。

 

もうね、激かわいい(笑)

動物好きだから、もうたまらなかった。

そのあと、飼い主の方にケージから出してもらって遊んだんだけど、、、

 

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いや、

 

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いやいや、

 

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ここは天国なのか。

 

 

って思うくらいに、楽しかった。

 

この飼い主の方は、子犬のブリーダーのほかにも

トナカイの狩猟

林業(長めの木を機械で切れる大きさにまず人力で切って、そのあとに機械で切る。よく小学校の教科書とかで勉強したまさにあの感じ)

とかとか色々しているそうな。。。

 

そして、フィンランドのごちそうもいただいちゃいました

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一部しか映ってないけど、このほかにも沢山食べた食べた。

ベリーを使ったドリンクは、冬に飲んだら身体の芯から温まるような、心もリラックスできる甘さで

サーモンに至っては、日本では食べることのできないような脂がのって艶がかったおーーーーいしい一品でした。

 

フィンランドのこれまでの歴史を話してもらったり、かつて狩猟につかわれていた道具を説明してもらったり、フィンランドの4月の豪雪の写真を見せてもらったり(聞いてはいたけど想像以上だった)して、沢山の驚きと発見のある時間を過ごした。

 

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ここに来て、何回も思った。

「時間がゆっくりと流れ、自然と共に生活し、強く生き抜いていく」

そういう日本とが違った、少なくとも、自分が生きてきた環境とは違う生き方だからこそ、惹かれる部分も多くあって、刺激的な体験になっているんだなって

果たして自分はここまで心を豊かにして生きていけるのか、少し不安にもなった。

 

 

 

 

この楽しさも、この思いも、

この見てきた景色も、

風も、草の匂いも、花の蜜の味も

 

このブログでは

伝わらないことが

 

 

本当に惜しい。

 

 

だから、

 

 

 

 

 

タイバルコスキに。

 

行こう。

 

 

けど。

ここで1つ、心の中で”葛藤”が。

 

 

みんなにこの良さを少しでも知ってもらえて嬉しいし、知って欲しいっていうのも事実。

けど、自分にとっては、良すぎて良すぎて、

 

自然も

 

動物も

 

食べ物も

 

ここにいる人々の人柄も

 

雰囲気も

 

 

ぜんぶぜんぶ

 

 

良すぎて。

 

 

みんながこの良さに気づいて

 

 

 

リピーター続出するのが不安(笑)

帰る人いなくなるんじゃないか不安(笑)

 

 

 

それでも、知って欲しいし、見てほしい。

 

その場で行って感じてほしい。

 

五感全部使って。

 

きっと、価値観とか考え方とかにプラスに働くから。

 

 

 

 

何でもそうだけど、

 

自分で感じたことは

誰にも経験できない

唯一のモノ

自分で考えたことは

経験や”自分”からできた

何にも変えられないモノ

 

だから、思ったことや感じたことに間違いはない

ただ、個人個人で「間」があって「違う」だけ。

そういう【違い】があるだけだと思う。

 

 

 

本当にやりたいことや

目標にしてることがあるなら

やってみる、経験してみる ことが良いと思う

 

「やる」ということに【間違い】はないから。

 

 

 

 

抽象的で難しい事になってしまったけど、

 

要するに、ちょっとでも興味をもった(不覚にも興味を持ってしまった)人は

 

 

 

フィンランドへ!

タイバルコスキへ!

 

 

 

行っちゃいましょう!

そうしちゃいましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログを見て、フィンランドを好きになってくれる人が増えるといいな。

強く感じることのできた2日目でした。

 

 

 

 

次は、いよいよ最終日3日目を書くよ!

ベリー摘みからの、パイ作りからの・・・・

おっと、これ以上言うと、中身ばれちゃうばれちゃう(笑)

 

 

お楽しみに!

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Moimoi !

 

 

 

 

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