僕が大人になる前に。

”モイ!”で始まり、”モイモイ!”で終わる、そんな日々。

今を楽しく!フィンランドのことから、コーヒーやスポーツのことまでなんでも!

フィンランドのタイバルコスキ3日目

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どうもどうも

イッチーです。

暗くなるのが早くなり、道に生えている木々の葉も、深みのある緑からオレンジや黄色に移り変わり、フィンランドが冬に向かう準備を始めつつある今日この頃。

もうすぐ冬になろうとしてる。

 

 

11月がフィンランド人も一番気が滅入る月らしい。。。。

12月は雪が降って、光がそこに反射して少し明るくなるけど、

 

11月は真っ暗。なだけ。らしい(笑)

授業一番沢山ある月なのに・・・・

 

もし、このブログが動いて無かったらつまりそういうことなので、、、

みなさん、気にかけてあげてください(笑)

 

 

 

 

 

 

さてさて、

今回は

【タイバルコスキ3日目】

について

 

 

 

 

まず向かった先は、、、

 

 

 

 

 

 

 

森の中!

この日のアクティビティはベリーとキノコ狩りから始まりました。

今回、タイバルコスキを案内していただいたMさんと地元の方と一緒にレッツゴー。

1人に1つずつ、小さいナイフとベリーを摘むための容器を持ち、更には長靴を履いて準備万端。

 

森の中に入ると、辺り一面はキノコやベリーだらけ、、、、

地元の方からキノコについて

・食べられるのがどれか

・新鮮かどうか確かめる方法

を教えていただき、その後、各自捜索。

 

あらゆる場所に大小異なるベリーやキノコが生えており、あっという間に時間が経過。

「採る」ことに集中しすぎて、写真を「撮る」ことを忘れてしまい、森の中の写真が無い。

 

 

けれどもけれども、

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みんなで

f:id:atuyihci:20170918011656j:plain採れた採れた

 

予想以上の収穫。こんなに採れるものなのか。

 

フィンランドの森は、誰の所有地とか関係なく立ち入ることができるらしい

もちろんベリーやキノコの収穫もok。

何という心の広さ(笑)

 

 

 

 

収穫が終わり、

 

 

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地元の方のお家に邪魔して、その収穫したものを調理してみんなで食べることに

 

 

家の前で

ベリーとキノコを分けてた後、泥を落として、食用の部分だけに

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ベリーはこんな感じに。

この艶!この鮮やかさ!

どう見てもおいしそう。。。

 

 

そして、調理開始

 

キノコは、特性のスープ(確か酢が入っていたような・・・・)と一緒に煮詰めていき

 

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こんな感じで瓶の中に。

フィンランドでは、冬になると豪雪と気温の影響で今日みたいにキノコやベリーを採ることができないから、ジャムや酢漬けにしてこのように冬でも食べれるようにストックしておくのだとか。。。

すごーく良い匂いがして、

早く食べたいなー

と、思っていたら、、、

 

 

 

 

「食べられるのは1ヶ月後だよ」

と言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

今食べれへんのかーい!(笑)

 

 

 

 

 

(ちなみにもうそろそろでこのタイバルコスキの旅行から1ヶ月。このキノコの感想は後々書こうと思う。)

仕方なく、溢れ出す食欲を再び胃の中へ。。。

 

 

一方、ベリーの方はというと、、

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ブルーベリーパイに!

 

 

この段階でも見たらわかる

上手いやつやん。

 

 

生地を敷いて、大量のベリーとパイの材料を流し込み、オーブンに投入!

 

 

 

 

 

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待つこと約20分

 

 

 

 

 

 

 

 

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完成!

 

オーブンを開けた瞬間の、パイ生地の焦げた何とも言えない匂いとベリーの甘酸っぱさは、私の抑えていた食欲を爆発させた

 

そのまま、手づかみでブルーベリーパイを頬張り、丸ごと平らげて・・・・・

 

 

 

 

 

とは、いかず(笑)

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ちゃんと切り分けて、コーヒーと一緒にいただきました(笑)

 

匂いと同様に、サクサクのパイ生地と口の中に広がるベリーの甘酸っぱさが何とも言えない

おなかが空いてたのも相まって、秒で完食。

 

 

本当に本当においしかった。

(後日談だけど、このおいしさが忘れられず、一緒にタイバルコスキへ行った友達とユバスキュラに帰ってきてから作っちゃいました。)

 

 

食べ終えてから、みんなで談笑。

特に印象的だったのは、

【結婚】に対する考え方。

 

日本では、

誰かと付き合ってそのまま婚姻届けを提出して結婚して。。。

っていう流れが一般的だけど

 

フィンランドでは、

婚姻届けを出して、結婚して。。。

 

という流れが『一般的ではないらしい』

 

結婚していなくても、婚約している人たちと同等の制度を受けることもできるため

同棲だけしている、という形で十分と考える人も多いのだとか。。。

 

確かに、フィンランド人の先生も

「10年以上付き合っているけど、結婚はしていないよ」

って、言っていたし、、、

 

 

文化の違いに驚かされる事の多い時間だった。

あともう1つ印象的だったのは、

地元の方に聞いた「日本のイメージ」に対して

「侍がいる」という返答。

 

 

 

「もう、本物の侍はおらぬでござるよ。」

って言おうかと思った(笑)

 

 

 

この「ござる」も、どういう意味なんだろう(笑)

 まあいいや(笑)

 

 

 

楽しいひと時を終えて

次に向かった先は、、、、

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古代森と湖のある場所へ

 

数少ない「人の手が加わっていない森」らしく、フィンランドでわずか数パーセントに収まるほど!

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そんな貴重な森の中を歩いていくこと数十分。。。

 

 

小屋に到着

そこにはMさんの知人のタピオさんという方が、焚火を準備していてくださいました。

 

 

タピオさん。

 

 

なんと。

 

 

 

レジェンドなんです。

 

 

 

 

 

何のレジェンドかと言うと

 

 

 

 

1978年のラハティで開催された世界選手権で金を獲ったレジェンド。

 

 

 

 

ひょえーーーーーーーー!!!

 

いやいや、

恐れ多い。。。。

こんな偉大な方と一緒に同じ火を囲むことができるなんて!!

 

 

 

更にそれだけではなく

 

 

 

 

 

 

なんとなんとそこで

 

 

 

 

 

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ソーセージを焼いてくださり、食べることに!

 

なんということでしょう

 

このしずる感。この輝き。そして(伝わらないけど)この匂い

もう全てが★3つ

一口食べた時に溢れ出てきた肉汁は、もうそれはそれは格別でした。

 

レジェンドから作っていただいたことで、おいしさは金メダル級(笑)

 

 

貴重すぎる。

考えられない。

 

すごい。

 

 

言葉が出てこない(笑)

 

 

夢なのかと思う程。

 

 

そんな貴重な時間も矢の様に過ぎ、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて、外に出て、自然を感じてみる。

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耳を澄ませば

木の葉が揺らぎ、擦れ合うかすかな音だけ

 

車のエンジン音や

広告の音や

人工的な音は一切しない

 

とても静かで

 

穏やかで

 

ゆったりしている

 

 

時間が過ぎていくことを

 

自然に忘れ

 

悩んでいることも、何もかもが

 

置き去りになっていく

 

心の中の黒くくすんで、もやもやしていたものが

白くきめ細やかな砂になっていくような感覚

 

 

自然のなかで生きていき

心が豊かになっていく

 

何にも縛られず、

何にも気を遣わず

息をする

ただ、【今】を生きる

 

【今】を過ごす

 

 

 

 

 

 

 

ここに来て何回も感じたけど、

今までで、一番強く感じた

 

 

 

フィンランド人は

自然と共生して【今】を共に生活しているのかな

って

そう考えたら、

良いなー

自分もここに住みたいなー

なんて思ったり。

 

 

タイバルコスキに来て

何回思ったことか(笑)

 

 

 

こうやってブログに書いて、思い起こしているだけでも、

タイバルコスキにまた戻りたくなる(笑)

 

 

多分、フィンランドと自分の(潜在的に)求めているものが一致しているから

 

 

こんな素晴らしい経験ができたことに本当に感謝しなければいけないなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この旅行の総括

 

タイバルコスキに来て

・人のやさしさに触れて

・オシャレなものを見て

・動物たちと触れ合って

・ダンスをして

フィンランドを食べて

・自然に触れて

・ベリーやキノコを採って

・【今】を生きて

 

・・・・・

 

 

タイバルコスキが

 

フィンランド

 

本当に好きになった。

 

 

 

【好意の返報性】

(→何かしらの施しを受けることで相手に何かしなければならないという感情が出てくる原理)

っていう言葉が心理学にあって、よく恋愛やビジネスなんかで使われることが多いけど

 

この【好意の返報性】。

 

Mさんをはじめ、タイバルコスキで出会った方々から

優しさをいただき

好意をいただき

 

それによって自分の気持ちが感化されているのかなって感じる。

 

 

沢山もらった

「好意」

 

好意をもらったから、好きになったのではなく

好意をもらったから、もっと好きになった

 

じゃあ

 

 

 

それに対して、自分ができることはなんだろう

 

 

 

 

これは、次にタイバルコスキに行くまでの宿題。

 

 

もう1つ成し遂げたい目標があって

 

それは

フィンランド語で話ができるようになる】

 

丸ごと話せるようになるのは無理だけど、簡単な会話はできるようになりたい

地元の人たちと話がしたい

旅の途中に何回も何回も思った

(ここで自分の気持ちを伝えられたらな)

(ありがとうだけじゃ伝えられない気持ちも言いたいな)

 

だから、学ぶ。学んで伝える。

 

 

留学しているうちに

 

もう1度

 

行けたらいいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その前に

英語

も、話せなきゃなんだけどね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

もっともっと

 

成長して

 

今度は自分が何かを贈れるように

 

頑張ろう

楽しもう

 

 

 

 

 

【ありがとう】

だけだと、簡単すぎて気持ちを全部伝えられないけれど、

一番思いをこめることができる大切な言葉だと思うから

【ありがとう(Kiitos)!】

って綴っておきます

 

 

 

ありがとうタイバルコスキ

 

また来ますね :)

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、旅行について書くってより

最後の方は感情がダダ洩れしてるだけで、

良さを伝えきれていない気もするけど

 

今回はこんな感じで。

許してやってください(笑)

 

 

何回も書き直したけど、

感謝の言葉を伝えて終わるのが自分の心にしっくりくるので

 

これを投稿します。

 

 

 

 

次は何がおきるかな。。。

何を書こうかな。。。

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Moi moi !

 

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