僕が大人になる前に。

”モイ!”で始まり、”モイモイ!”で終わる、そんな日々。

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留学で得た挫折~答えの無い問~

どうもどうも、

イッチーです

 

今回は、【留学の振り返り】と【留学で得られた気づき】について書こうと思います。

 

8月の中旬にフィンランドに来て、

学校が始まって

友達ができ(人握り(笑))、

図書館にこもり沢山勉強をして、

その分フィンランドの外にも出て沢山旅行もして

 

そんなこんなでとうとう3ヶ月が経ちました。。

 

 

 

月並みな表現をすれば

「長かった様であっという間だった3ヶ月」

ブログでも書いているように、

本当に日本にいるときには絶対に気づかない、経験できないような事が身の回りで起こります。

百聞は一見に如かず。貴重な経験をしています。

 

 

しかし、どれだけポジティブに捉えても結局は楽しい事ばかりではありません。

先程の言葉、別の側面から言うと

『「ぶれた」3ヶ月間』

そういう風にも捉えらえます。

 

 

 

 

 

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【自分はいったい何がしたいのだろう】

【何故こんなことをしているのだろう】

【どこへ向かっているのだろう】

 

 

ここ最近、ずっと思い続け、考え続けてる課題です。

 

 

日本のスポーツ振興や普及を推し進めたくて、始めた留学。

 

・ユバスキュラでトレーナー及びスポーツ運営をしている方の元へ行き、トレーニングの様子を調査

・プロチームに所属している方のトレーニングも今後見学して、色々お話を聞く(予定)。交渉によっては、チームの活動もみてみたい。

・学校の近くに多文化共生の施設があると知り、そこへも訪問。更に今後スポーツイベントを開催(予定)

 

その他に

・日本語の授業の補助、ボランティア(週5)

・大学の附属小学校へ及び市外の小学校へのフィンランド教育の見学。市外の小学校ではスポーツの交流をする(予定)

 

 

(予定)が多いのは、様々な機関の方々から、最近一気にメールが返ってきたのと

自分が動き出したのが重なったからというのもあります。

学校の授業だけでなく、実践活動も積極的に行おうとしている。

自分のやりたいこと、留学をしてきた目的を、少しずつだけど達成しようとしている。

石橋をたたいて渡るような心配性の自分には今までにはないような行動性、そして変化。

そう思えて前向きになれることもあります。

 

 

けれど、

その先に何があって、そこから何が生み出されるのか

見当がつかない。

 

スポーツをもっと好きになってもらうために、日本で多くの人がスポーツが楽しいと感じてもらえるような環境にするために

 

フィンランドの教育(特に身体教育)を見て、幼少期からのスポーツや運動との関わり方を見て、今後の参考にしたい

地域の様々な年代の人と一緒にスポーツをしたり、時にはフィンランド以外の国の人ともスポーツをして、その人たちのスポーツへの関心・その源泉を探りたい

更には、個人的に関心のあるプロスポーツ選手やユースのトレーニングや活動を生で見てみたい、参画したい

 

 

やりたいことや目的が決まっているのは良いけど、

果たしてそれが正しい方法なのか

そんなに沢山手をつけてしまっていいのか

【果たして、自分は今どこに向かっているのか】

 

そんな思いが、頭の中をぐるぐると回っています。

 

フィンランド教育を見て意味があるのか

日本語授業の補助の必要性は

やりたいことを実現するための英語力はあるのか

スポーツ普及の要因を探ってみるには座学でもっと学ぶ必要がまずあるのではないのか

今やっていることは、日本のスポーツ分野貢献に本当につながるのか

まず、スポーツ分野で働けるのか

どうやって、どのように、

本当にそれが自分のしたいこととつながるのか

 

前向きにやればやるほど、課題や自分の中の問いかけが増えて

それを一度きれいな言葉や目的で片付けて、時間がないからと焦って後回しにして

また前に進もうと動くけど

結局、元々の問いかけは自分の中でうまく消化しきれないままで

どんどん分からないことが増えていく。

そんな感覚です。

 

 

元々、色んなものに好奇心があって何でも楽しくやろうとする性格。

ただ、それは裏を返せば沢山の事に手を出してどれも中途半端な結果になってしまう。

 

なら、中途半端にならないようにすればいい。

自分のやりたいことを決めて、それだけをやればいい。

 

そんなことをやれていたら、初めから苦労しない。悩まない。

「何をしたいか」を決めるのは難しいし、

それと同じくらいに「何をしなくてもいいか」を決めることも難しい。

知識がないから。自分のやっていることに自信がないから。

何をすべきか、分からない。

それを、上辺だけのポジティブな考えでずっと覆い隠して、とりあえずできることをしていた。

 

そうやってうまくいかなくなると、底なし沼でもがくみたいに

悪い考えばかりが先行してしまう。

 

更には、周りの学生や、海外で何か目的をもって自分の手で、1から実行している友達をみて

自分は小手先だけで何かできそうなことをやって、満足しようとしている。

 

その事実の差に大きく気持ちを折られそうになります。

 

ここ3ヶ月は

自分の活動と、これからどう立ち振る舞えばいいか

そんなことに頭を悩ませていました。

 

 

 

ただ、そんなことばっかり言ってられない

そんなことするために、弱音吐くためにここに来たんじゃない

 

 

 

 

自分の決めた道だし、そうである以上は、何か結果を残して帰りたい。

沢山動き、沢山考え、沢山悩み、また動き、、、、

そうやって何度も何度も試行錯誤を繰り返しているうちに、いつの間にかやりたいことも、やらなくていいことも整理されていくのだと思います。

 

 

ある方から最近、こんなことを言われました。

 「コンフォートゾーン(快適な場所)から抜け出さなきゃだよ」

留学してみて、初めて実践活動を自分一人でやろうとしている。

けれど心の中はなぜか自分のやっていることに自信をもてない。

 

まだまだ、自分は自分の動けるところ、誰かから補助をしてもらって

全然リスクも、挑戦性もゼロのところで活動している。

だから、自分が「やっている」感覚も少ないし、自信にもつながらないのかな

と思いました。

 

 

今が踏ん張り時、頑張り時。

 

簡単な道なら誰でも通れる誰でも抜けられる。

つらいから、できなそうだからこそ、できた時の達成感や喜びは大きい。

 

何度もスポーツに教えられてきたことです。

 

 

ただ、考えて立ち止まっていても仕方がありません。

止まっているのは、停滞しているのと変わらない。

この時代に生きていたら尚更。

 

無理やりにでも、足を前に出して、這いつくばってでも

進んでやろうと思います。

 

みていろ、海外で自分のやりたいことをして輝いている友達

みていろ、カコの自分

もっと輝いてみせるから!

 

 

 

全然まとまっていないし、結局何をするのかも詳細には決まっていませんが、

沢山のことを考えた留学3ヶ月間でした。

 

【答えの無い問】

けれど、答えられないことは無い。

難しければ難しい程、ワクワクする。

ぜんぶぜんぶスポーツと一緒。

 

今は、自分のできることをおごらずに。

ただそれだけを、コツコツと。

頑張ります。

 

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それでは!

Moi moi !

 

 

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