フィンランドでの折り紙イベント~鶴と飛行機しか折れないけど~
どうもどうも、
イッチーです。
今回の記事は
【フィンランドでの折り紙イベント】
についてです。
12月の初旬に、ユバスキュラ市内で日本文化を伝えるイベントがありました。
日本語の授業の時に、先生とその知り合いの方から誘って頂いだことがきっかけで、今回の参加に至ります。
その折り紙イベントの中で
「いかに日本の文化を楽しいと思ってもらえるか」
という事と
「一緒に折り紙をしたときに、どういう反応を見れるだろうか」
の2点を自分の目的としました。
後者は完全に自分の興味です(笑)
当日、参加してみると言ってみたはいいものの、、、
折り紙なんて何年ぶり!!
多分、覚えている中で高校で折り紙を折った記憶はない・・・
ということは、5年以上経っている!!
小さい頃は、手裏剣やパックンチョ(開く場所によって出てくる数字が異なるひし形の折り紙)、バラとか洋服とか折れていたけど、、、
今は、飛行機と鶴くらいしか、パッと思いつかない。。。
そんな状況の中で、折り紙のイベントに参加しました。
久しぶりの折り紙。
地域の方々と一緒にできて、本当に楽しかった。
あっという間に時間は過ぎていってしまいました。
イベントの中で、特に印象的だったのが、、、、
・折り紙に関して、小さい子はもとより、年配の方にも興味を持っていただけた
・幼少期の男の子たちは、(飛ばすのも含めて)飛行機を折るのが好き
・鶴よりもクリスマスツリーの方が人気
・何人かは、以前にも折り紙をしている子もいた
自分の折り紙の技術不足で、一緒に折ることができた折り紙は、
鶴と飛行機・クリスマスツリーだったのですが
その中でも、世代によって折りたい種類が異なっていることが印象的でした。
共通して言えるのが、
鶴かクリスマスツリーのどちらを折りたいかを実際に完成品を見せて聞いたところ、
「クリスマスツリー」と、答える人が多かったという事です。
僕のイメージからすると、(フィンランド人から見て)自分たちの見慣れていない鶴の方が興味を示すだろうと思っていましたが、
予想は大きく外れクリスマスツリーを折りたいという人が大多数でした。
その理由の1つとしては、
「クリスマスに家に飾ることができる」
があります。
イベントが始まって一番最初に折り紙を一緒に折ってくれた女性の方は、クリスマスツリーを折るや否や
「机の上に置いたらかわいいね」
と、嬉しそうに笑顔で話してくれました。
私のホストファミリーの話だと、
フィンランド人は年末年始よりも、クリスマスの方を重要視しているみたいです。
言われてみれば、
クリスマスムードいつからやってんねんってくらいに
早くからやっていますしね(笑)
更に、フィンランドではよくキャンドルが売られていて、家を飾り付けるオーナメントなども、スーパーや雑貨店でよく見かけます。個人的な見解では、日本よりも雑貨の数は多めです。
自分の居住環境を自分なりに少しでも快適にする文化や思想が根付いている。
そういう根拠にもなりますね。
そういう意味で、
クリスマスツリーを選ぶ人が多かったのかなと思います。
もう1つ感じたこと
それは、フィンランド語をもっと話せるように、使えるようになりたい
という事でした。
フィンランド語を習い始めて、まだ数か月。できるのは簡単な挨拶と自己紹介程度。
小さい子やご年配の方は、英語を使わない場合もある。そういう中で一緒に折り紙を折っている時に、ちょっとした話や、日本についてのことを話したくても、話せない。
困っているときに、手を差し伸べることもできない。
すごい悔しい思いもしました。
笑顔で楽しく、一緒に活動する。
それも重要なことだけれど
それで終わり。
そこから次はない。
だからこそ、もっとフィンランド語を話せるようになっていきたいと強く感じました。
今回のイベントを踏まえて、
「日本の良さの発信」をどういう様にしていけばいいかの、アイディアがちょっと浮かんできました。
来年の2月には小学校を訪問する予定もあるので、そこまでに案を練って、みんなが楽しめて、日本に興味をもってもらえることを考えていきたいと思います。
折り紙ももっと折れるようにしなきゃですね(笑)
もっと広く、応用させたら
自分が思い、考えることは相手も同じとは限らない。
必要とするニーズはそこにはないかもしれない。
まずは相手の文化や環境、背景を理解することが必要。
という考えにもつながります。
人間関係も、ビジネスでも基本は同じことなのかな。。
まだまだ、これから。
頑張っていきたいと思います
今回はこの辺で!
それでは!
Moi moi!
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