僕が大人になる前に。

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フレーミング-人生は”幸”か”不幸”か-

どうもどうも、

イッチーです。

 

 

今日は考え方のお話です。

テーマは【フレーミング】。

この言葉を聞いてどんなことが思い浮かぶでしょうか。 

 

 

 

 

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フレーミングの元々の意味としては、

「同じ価値の事象であっても、表現方法や枠組み、捉え方によって選好が変化する効果」

のことを指します。

 

この「フレーミング

「つまり意思決定に及ぶ効果」が考え方にも当てはまるという事です。

 

その説明をする前に

下の画像を見て、水がどれくらい入っているか考えてみてください。

 

 

 

 

 

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2つの考え方がでてくると思います。

 

A. コップに水が半分入っている。

 

B.コップに水が半分しか入っていない。

 

 

同じ量の水が入っているはずなのに、

その人の視点によって考え方・フレームが異なってきます。

 

言い方を変えると、、、

同じ事物を見ているのに

「考え方」次第で

ポジティブにもネガティブにもとれるということです。

 

 

 

 

 ここでもう1つ。

「考え方のフレーム」によってポジティブにもネガティブにもとれるお話をしたいと思います。

 

 

 

人間万事塞翁が馬

この言葉とその由来を聞いたことがあるでしょうか。この言葉の由来となった物語です。

人間とは「じんかん」と読み、意味は「世間」という意味です。

塞翁は翁(おきな)という「老人」のことで、その老人の馬が引き起こす禍福が転じていきながら物語が進んでいきます。

結論から話すと、この話の教訓としては

「禍も福も隣り合わせであり、何が起こるか分からない。人の幸・不幸は予測ができないものである」

というものです。

 

そこから派生して

-人生何があるか分からない。自分の信念を貫いて生きていく事が大事-

-何がきっかけとなって禍福に転ずるかは分からない。そこまで不幸に落胆することはない-

などの教示も生まれてくると思います。

 

 

この話をフレーミングに応用すると

「起きた事象はその人の考え方次第で、幸にも不幸にも捉える事ができる」

ということになります。

 

翁が最初連れていた馬。この馬が最初逃げてしまいます。

その馬は高く売れると言われていたため、

翁の近所の人は「気の毒だね」と慰め、

一方、翁本人は「これが幸せに転ずるかもしれない」と楽観的に事象をみています。

 

 

先程の「水の話」と同じです。 

【馬が逃げた】という考えは同じなのに、

それを

「ポジティブなこと」とするか

「ネガティブなこと」とするか

 

その人の考え方次第で変化できるという事です。

 

この時、翁の近所の住人は

「馬が逃げる何て災難だ。だって馬の分のお金が儲けられないんだから。」という【お金】の枠組み(フレーム)で【事象】を見ています。

一方の翁は

「この馬が逃げたら、まあなんかいいこと起きるでしょ。馬が仲間連れてくるとか。馬の分の食費も抑えられるし。」と(考えているかは分かりませんが)いう枠組みで【事象】をみています。近所の人の慰めるという行為に対して楽観的な発言をしています。

 

 

これらの話に共通して言える事。

それは

【その事象を幸とするか不幸とするかはその人のフレーミング(枠組み)に起因する】

ということです。

 

と、いうことは

このフレーミングさえ良いものにしてしまえば、

自分にとってほとんどの事象は良い事と考えることが出来ます。

 

翁の様に。

楽観的に。

 

 

 

起きている物事は変わらず、

その人のフレーミング次第。

 

水も沢山入っているように思えるか、少しだけと思うかは、

その人次第ということですね。

 

 

どっちでいたいですか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!

Moi Moi!

 

 

 

 

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